オンリーワンの技術力に自信があります。
特に、樹脂の特性に重きを置いた押出成形機の開発に力を注いでいます。
押出機により製造された樹脂製品は、ロスや生産性に問題を抱えているケースがあります。
ロスを減らし、生産性を向上させるためには、どうすればよいか?
素材に合わせた製造ラインの構築が必要不可欠だと、私たちは考えています。
樹脂は素材によって粘度や温度などが異なります。求められる機能も多様です。
異なる樹脂を組み合わせることで、最適な厚さを持った高品質の樹脂が生まれます。
サン・エヌ・ティの押出成形機の最大の特徴は、樹脂を均一に積層できるところ。
この技術は、プラスチック樹脂の特性を知り尽くしている私たちだからできる、そんな自信があります。
長年培った技術と経験により、サン・エヌ・ティでは「フィードブロック」を新たに開発しました。
新しいフィードブロックは、樹脂を均一に多層させることができ、しかも厚みの調整が可能です。
樹脂の押出成形において大きな可能性をもたらすものと期待しており、
国内はもとより海外特許も取得しています。
また、マーケットを東南アジアへも広げ、グローバル化を進めてまいります。
その1つとして、Tダイスの製作があげられます。 現在、台湾のメーカーとの技術協力を行っており、設計は日本、製作は台湾と、コスト削減に取り組むメーカーのお手伝いができるような仕組みづくりを開発中です。
将来的には、成長が期待されるベトナム、タイなど東南アジアを視野に入れ、台湾を拠点に生産してゆきたいと考えています。
サン・エヌ・ティは10人程度の技術者でつくる、いわば"小さな会社"。
しかし、そんな私たちでも独自の技術力を武器に、世界への飛躍を目標に取り組んでいます。